「行政書士として成功するための資質は何ですか?」、と聞かれることがよくあります。

そんな時私がいつも返す答えは、
「開拓者精神があること」
「コミュニケーション能力があること」
「信頼される誠実な人であること」
「自分から仕事を作りだす意欲があること」

などです。


国家資格で仕事をしているとはいっても、
開業行政書士も商売人の一人であることに変わりはないのです。
対面でお客様の相手をする職業一般に求められる資質は、
どのことも行政書士には求められます。


●代書の技術はそれほどいりません
なかでも最も求められる資質はやはり「開拓者精神」です。
建築や土地関係の申請、運輸関係など実入りのよい既得市場を
獲得している一部の先輩書士たちは別として、
我々やこれからこの世界に参入するみなさんにはこのことは欠かせません。

それでは書類の作成能力はどのように考えたらよいのでしょう。
対象業務により差はありますが、
行政書士が手掛ける書類の代書自体には、
高度な知識や技術を必要としないものがたくさんあります。

極端な話、書き方がわからなければ役所の人に聞いて対処することもできます。
ですから事務処理能力があって、書類をたくさん書けば
それだけで食べられる職業だとは、まちがっても夢想しないでください。


●民間企業の営業に比べたら、ずっとラクです。
肝心なことは、代書をさせていただく書類をどこから見つけてくるかということです。
つまり大事なのは営業力、開拓者精神ということです、商売ですから。


開業したばかりの頃は特にそうですが、
事務所を開設し「○▲行政書士事務所」と看板を掲げただけでは、
仕事の依頼は来たりしません。
仕事は、自分から探しにいかなければなりません。

しかしその開拓者精神は、テレアポ等で毎月ゼロベースの
新規開拓をする営業職と比べればずっとラクなものだと思います。

・開業エリアで潜在顧客と思われる企業や商店を、労を厭わず挨拶に周る。
・自分でチラシを作って駅前で配ったり、ポスティングをする。
・事務所のホームページを作成し、マメにブログを更新する。

などなど、
そのつもりになれば誰にでもできることばかりです。


●商品は売らなくてもいいのです!
自分を売り込む必要はおおいにありますが、
物品を売る必要は一切ないのが、行政書士の営業です。
ですからいわゆる営業職で成績を出せなかった方にも、
行政書士の独立には活路があります。
「何かお手伝いできることがありましたら、よろしくお願いします」

そんな地道な自己アピールを継続すればよいのです。


そのような活動を継続していると良くしたもので、
初めのうちは僅かでも何かしら相談の問い合わせはあるものです。
その時点で頂いた仕事を、責任を持って仕上げること。
またさりげなく自分を売り込むアピールもします。

特に飲食・風俗営業の許可、国際業務、遺言・相続などの業務は、
時間の間は開きますが、口コミでお客様が広がりやすい仕事です。

開業3~5年時点で、仕事の半分以上が以前お手伝いした方の
紹介(口コミ)でいただけるようになってきたら、
それは十分成功者の圏内にあると言えると思います。

>>独学で失敗したくない人のための勉強法